門壁にタイルデザインが増えている理由
門壁のデザインでタイルが増えている理由
外構の中でいちばんの顔になるのは門壁デザインです。
最近全国的に施工例やコンテストに出てくるようなデザインは、タイルを使用した門壁が目立ちます。
今までもタイル貼りの門壁はありましたが、大きな面をタイル貼りにしている印象が見て取れます。どんな理由でタイル張りが人気になったのか考えてみましょう。
タイル貼りが似合うデザインが増えた
タイル貼りの特徴としては、モダンな印象だったり、堅めの印象だったり、和にも、シンプルスタイルにも、ナチュラルスタイルにもフィットします。
色の方向性さえ間違えなければ洋風な住宅にも敷材としてのタイルは似合いますよね。
タイル貼りに合う住宅が増えたと言うよりは、合わせやすい色やテクスチャーのバリエーションが増えたことによって、使用される頻度が増えたという方が正しいかもしれません。
木目調のタイルなんかも増えています。
タイルの特徴を見てみよう
- 耐久性が高く、外部に使用しても変質や変色が少ない
- 酸やアルカリなどの薬品に対しても変質しにくい
- 耐熱性・耐火性・防水性に優れている
- 耐摩耗性にすぐれており、メンテナンス簡単
ざっとあげてもこんないい事だらけのタイルですが、特徴から見るデメリットも見てみましょう。
タイルの良くないところ
- 方形メインなので、デザインが限られる
- とにかく硬いので、割れるリスクがある
- 変化が少ないので、味がある風合いにならない
- ノンスリップタイルを使用しないと滑る
全てを兼ね備えている素材はありませんが、お手入れの面で考えるととても優秀な素材ということはわかっていただけたかと思います。
タイルには種類があるんです
- 1類 (吸水率3%以下)
- 2類 (吸水率10%以下)
- 3類 (吸水率50%以下)
吸水率の違いで分類されています。
外構で使用するタイルはほとんどが1類のタイルになります。
ということは、吸水率が低いので汚れもつきにくいのが特徴です。
ただ、長いこと同じ場所に鉢植えなどおいておくと、土の跡が残ることがありますので、注意してくださいね。入りにくい=入ってしまった汚れが取れにくいです。
タイル貼りが門壁に使われている理由は?
風雨に強いタイルを壁に使った場合
- 汚れがつきにくい
- お手入れがいらない(汚れたらお手入れ必須)
- 変色が少ない
外構の門壁というと、塗り壁や化粧ブロックを使用することが多かったのですが、数年立つと黒墨みが残ったり、雨だれができてしまうこともありました。
汚れにくく、塗り直しが必要ないタイルを使うことによって、メンテナンスを少なくすることができます。
私の個人的な思いとしては、お庭のメンテナンスにかける時間を、お庭を家族と楽しむ時間に変えていただけたらとっても嬉しいなって思ってます。
ただでさえ時間が24時間だと足りないんじゃないかってぐらい目まぐるしく回る日常に、安らげる時間ができたら外構屋としてはこの上ない喜びです。
最後に、
タイルが一番!!!って訳ではなくて、雰囲気や要望、住宅の外観などトータルで見て最善な提案させていただいております。天然石やレンガ、塗り壁等、それぞれの良いところ・悪いところがあります。それはまた別の機会に。お楽しみに!
富士市・富士宮市で外構をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。
ブログを見たよ!って言ってもらえると・・・・
はたのが大感激します。